“しゅんげん”の漢字の書き方と例文
語句割合
峻厳100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一年に三万人の生霊せいれいが、この便利な機械文明にわれてしまっている。日本に於ても浜尾子爵閣下はまおししゃくかっかが「自動車轢殺れきさつ取締とりしまりをもっと峻厳しゅんげんにせよ」
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
自分さえよければ人はどうでもいい、百姓や町人はどうなってもいい、そんな学問のどこに熱烈峻厳しゅんげんな革新の気魄きはくが求められましょうか——
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
各王国居城に豪奢ごうしゃな官邸を構え、儀仗ぎじょう兵を付して威容を整え、各国王マハラージャの内政に容喙ようかいして、貢納金の取立て峻厳しゅんげんを極めている。
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)