“しゃっくり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シャックリ
語句割合
吃逆69.2%
逆吃15.4%
厄逆7.7%
逆吐7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それ以来間断ひっきりなしに呻いていて、ときどき吃逆しゃっくりがまじって、人が手でものべると、触られるのを嫌がって、一生懸命に押しのける身振りをする。
麻酔剤 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
地下二百尺の金博士の部屋では、今や博士は大きな逆吃しゃっくりをたて始めた。
もし、厄逆しゃっくりの症になると、虎形をするとすぐなおるのです。これがそのしるしじゃないでしょうか。
封三娘 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
やがて医者が来て、瀉血しゃけつを五勺ほどし、尿をとり、血圧を低めるための注射をしました。そして小一時間の後かえったら、激しいケイレンと逆吐しゃっくりが起りました。