“しもやま”の漢字の書き方と例文
語句割合
下山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廻りて通らず切石きりいし下山しもやまと急ぎ來りしが猶身延へもゆか萬澤まんざはの御關所へかゝりしが是又手形なくては通行ならず依て此處をも廻り道を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ある夏の日の朝、私は、同じ町内の下山しもやまという家から、急病人が出来たから、すぐ来てくれといって招かれました。
血友病 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
それから備前国びぜんのくにに入り、岡山を経て、下山しもやまから六月十六日の夜舟に乗って、いよいよ四国へ渡った。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)