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しめくく
ふりがな文庫
“しめくく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
締括
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
締括
(逆引き)
もっとも主人の総七は女房のお信が死んでからは、稼業の事などは一向身に染まなかったようで、死んでしまったところで、店の
締括
(
しめくく
)
りに何の不自由もあるわけはなかったのです。
銭形平次捕物控:038 一枚の文銭
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
一種の
締括
(
しめくく
)
りある二字か三字の記号を本来の区別と心得て満足する連中に安慰を与えている。
中味と形式
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
違棚
(
ちがいだな
)
の
狭
(
せま
)
い上に、偉大な
頭陀袋
(
ずだぶくろ
)
を
据
(
す
)
えて、
締括
(
しめくく
)
りのない
紐
(
ひも
)
をだらだらと
嬾
(
ものうく
)
も垂らした
傍
(
かたわ
)
らに、
錬歯粉
(
ねりはみがき
)
と
白楊子
(
しろようじ
)
が御早うと
挨拶
(
あいさつ
)
している。立て切った
障子
(
しょうじ
)
の
硝子
(
ガラス
)
を通して白い雨の糸が細長く光る。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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