“しめくゝ”の漢字の書き方と例文
語句割合
締括100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尤も主人の總七は女房のお信が死んでからは、稼業の事などは一向身にまなかつたやうで、死んで了つたところで、店の締括しめくゝりに何の不自由もあるわけは無かつたのです。
「そんな譯ぢやございませんが、——跡取りのお孃さんが亡くなると、一應帳面の締括しめくゝりもつけて置かなければならず、それに葬ひ萬端の費用のことも考へなきやなりません」