“しまだまげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
島田髷97.1%
嶋田髷2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
艶々つやつやしたる島田髷しまだまげも少しとけかかり、自由自在に行きつもどりつして泳ぐさまは、たつの都の乙姫おとひめが、光氏みつうじを慕って河に現じたり。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
「お駒ちやん、もうこの頃は白い丈長たけなが懸けんのかい。」と、定吉は、俯向うつむいて咽せてゐるお駒の島田髷しまだまげゆらいでゐるのを見ながら言つた。
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
と云いながら手に持った長羅宇ながらおを振上げさまゆいたての嶋田髷しまだまげ打擲ちょうちゃく致しましたからくしは折れて飛びまする。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)