“しのば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
篠場33.3%
33.3%
篠葉33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この天嶮てんけんの濠をなしている河流をへだてて、西南の一部は、平野であった。有海あるみはら篠場しのばはらなどと呼ばれている。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
南方の篠場しのばの原の平地には、武田信廉のぶかど、穴山梅雪、原昌胤はらまさたね、菅沼定直さだなおなどの三千五百余。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
古家のおもかげしのばれなくなった。
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
橋立の松原くれば朝潮に篠葉しのば釣る人腰なづみ釣る
長塚節歌集:2 中 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)