篠場しのば)” の例文
この天嶮てんけんの濠をなしている河流をへだてて、西南の一部は、平野であった。有海あるみはら篠場しのばはらなどと呼ばれている。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
南方の篠場しのばの原の平地には、武田信廉のぶかど、穴山梅雪、原昌胤はらまさたね、菅沼定直さだなおなどの三千五百余。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)