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したはら
ふりがな文庫
“したはら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
下腹
89.5%
下腹部
10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下腹
(逆引き)
「おい、きみは
下腹
(
したはら
)
に力がないぞ、胸のところをへこまして下腹をふくらますようにせい」
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
下腹
(
したはら
)
に毛のないといつた、したたかものの人柄をも加味し、轉じては、當今でいへば野心家、かなり金錢慾も名譽慾も覇氣もあつて、より多く政治的でなければあてはまらない。
凡愚姐御考
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
したはら(下腹)の例文をもっと
(17作品)
見る
下腹部
(逆引き)
一作が薪割用の
斧
(
おの
)
を振上げて見せると、
唖女
(
おしおんな
)
は、両手を合わせて拝みながら、蓬々たる頭を左右に振立てた。
下腹部
(
したはら
)
を撫でて見せながら今一度叫んだ。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
軈
(
やが
)
て、
下腹部
(
したはら
)
の底が少し
宛
(
づつ
)
痺れる様に痛み出した。それが段々烈しくなつて来る。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
今しも台所から出て来たこの家の下男の一作が、
赤飯
(
せきはん
)
の
握飯
(
にぎりめし
)
を一個遣って追払おうとするのを、女はイキナリ土の上に払い落して、大きく
膨脹
(
ぼうちょう
)
した自分の
下腹部
(
したはら
)
を指しながら、頭を左右に振った。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
下腹部
(
したはら
)
を指して奇声を発し続けた。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
したはら(下腹部)の例文をもっと
(2作品)
見る
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