“したばら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下腹90.0%
下腹部10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
博士は、身ぶるいしながら、なべのお尻のように張り切ったる下腹したばらをおさえる。客は、そんなことにはおどろく様子もなく
肉屋もこれまで見たこともないきたならしい犬でした。骨ぐみは小さくもありませんが、どうしたのか、ひどくやせほそって、下腹したばらの皮もだらりとしなびさがっています。
やどなし犬 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
船暈ふなよいをした人が、下腹部したばらに力を入れて、一生懸命に抵抗しようとすればする程、いがつのって来る時のように、心の平静を失うまいとして、とりわけ
予審調書 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)