“しじら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
絹縮50.0%
縮羅50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絹縮しじらふうの羅、平織、文羅などであって、このうち紫綾、絹縮ふうの羅の部分が最も多く、色めは濃淡多少の差はあるけれども紫地が大部をしめている。
痀女抄録 (新字新仮名) / 矢田津世子(著)
白鯉しろこいうろこを以て包んだり、蜘蛛くもの糸を以て織りなした縮羅しじらきぬを引きはえたり、波なき海をふちどるおびただしい砂浜を作ったり、地上の花をしぼます荘厳そうごん偉麗いれいの色彩を天空にかがやかしたり
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)