“しうけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
秋景50.0%
修禊25.0%
周圭25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寒国かんこく秋景しうけい江戸の眼をあらたになし、おもはず一絶いちぜつなどしてしばしながめゐたるをりしも、十六七の娘三人おの/\柴籠しばかごをせおひ山をのぼりてこゝにやすらひ
正徳十五年七峯が蘭亭の古のやうに修禊しうけいの会をした時は、唐六如が図をつくり、兼ねて長歌を題した位で、孫氏は単に大富豪だつたばつかりで無かつたのである。
骨董 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
京都の相国寺に維明ゐめいといふ僧がゐて、墨梅ぼくばいを画くことを善くした。名は周圭しうけいあざなは羽山と云つたのは此人である。茶山と波響とは始て維明が庵室に於て相見た。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)