“ざんぞん”の漢字の書き方と例文
語句割合
残存100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本所ほんじよ深川ふかがは浅草辺あさくさへんの路地裏には今もつて三四十年まへ黙阿弥劇に見るまゝの陰惨不潔無智なる生活が残存ざんぞんして居る。
虫干 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
かれ最早もはやそれ以上いじやうかれ心裏しんり残存ざんぞんしてものをまでうばられることにはへないのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)