“さんろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
参籠93.0%
參籠4.7%
山牢2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
過ぐる文久ぶんきゅう三年、旧暦四月に、彼が父の病をいのるためここへ参籠さんろうにやって来た日のことは、山里の梅が香と共にまた彼の胸に帰って来た。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
きしなる夜叉神社やしやじんじや參籠さんろうし、三七日さんしちにち
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
「一種の迷信を生じたものか、四、五代目の太守の世より剣山の山牢さんろう制度ができたのでござる」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)