“おこもり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
参籠50.0%
御籠50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
参籠おこもり堂とも言ふべき所には緬甸ビルマから来て印度インドの仏跡を巡拝する中流以上の老若男女の大連だいれんが逗留して居て、中に日本の処女かと想はれる美人が多く混つて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
大木戸の御前の御病気には、何かその、婦人が一切禁物だと申すことで、小間使が二人、先日宿許やどもとへ下げられました。御台様みだいさまも一間なる処に御籠おこもりの様子。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)