“さんめつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
散滅66.7%
惨滅33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猛猪もうちょちらされるのように四し、散滅さんめつして、手負ておいのかずをふやすばかり。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
きのう一日で、明智の存在が泡沫ほうまつのごとく、地上から抹殺まっさつされてしまった今朝、その起るときの急なるにおどろいた世人は、ふたたび、その散滅さんめつ呆気あっけなさに、茫然としているふうに見える。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
潰乱かいらん惨滅さんめつ、玄徳軍は討たれ討たれ後へ退く。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)