トップ
>
さやあて
ふりがな文庫
“さやあて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鞘当
63.6%
鞘當
36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鞘当
(逆引き)
「構わぬ、すておけ、すておけ。町人輩が小判で客止めしたとあらば、身共は
胆
(
たん
)
と意気で
鞘当
(
さやあて
)
して見しょうわ。——ほほう喃、なかなか風雅な住いよのう」
旗本退屈男:04 第四話 京へ上った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
三五郎という前髪と、その兄分の
鉢鬢奴
(
ばちびんやっこ
)
との間の恋の歴史であって、
嫉妬
(
しっと
)
がある。
鞘当
(
さやあて
)
がある。末段には二人が
相踵
(
あいつ
)
いで戦死することになっていたかと思う。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
さやあて(鞘当)の例文をもっと
(14作品)
見る
鞘當
(逆引き)
大阪へ戻つて、二三日道頓堀の宿屋に泊つてゐる中に、芝居見物をしたが、狂言は
不破
(
ふは
)
伴左衞門、名古屋
山三
(
さんざ
)
の
鞘當
(
さやあて
)
であつた。花盛りの太い櫻の幹を山三が刀で切り開くと、女の
生首
(
なまくび
)
が現はれた。
天満宮
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
八五郎さんの
鞘當
(
さやあて
)
の相手になるものか。お前にはもつと結構な娘を見付けてやるよ。——あの茂野さんのやうな。なア、八
銭形平次捕物控:139 父の遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さやあて(鞘當)の例文をもっと
(8作品)
見る
検索の候補
さやあ