“さやあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鞘当82.4%
鞘當17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引くに引かれぬ鞘当さやあてから、日本全国を潜行する無量無辺の不正ダイナマイトを正面に廻わして、アアリャジャンジャンと斬結きりむすぶ事になった。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
曰く“心臓盗難男の恋の鞘当さやあて”曰く“奇賊烏啼も登場の今様四角恋愛合戦”また曰く“無心臓男の恋の栄冠”と。
「いえ、そのくせ飛んだ仲好しで、一人がお蝶さんと出來てしまへば、どうなるかわかりませんが、どつちもモノにならないことがわかつて居るから、鞘當さやあてをする張合も無かつたんでせう」
「いづれ面白くない事があつたとすれば、鞘當さやあて筋だらう」