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鞘當
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さやあ
ふりがな文庫
“
鞘當
(
さやあ
)” の例文
新字:
鞘当
「そんな氣のきいた話ぢやありませんよ。いつか話したでせう、薄墨
華魁
(
おいらん
)
のことで
鞘當
(
さやあ
)
てをしてゐる、
二本差
(
りやんこ
)
と藥種屋の若主人」
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
果して、吾妻屋永左衞門と、大井久我之助の
鞘當
(
さやあ
)
ては、一應表向きは納まりましたが、二人の心持は
執拗
(
しつあう
)
に深刻に、行くところまで行き着いてしまつたのです。
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「いえ、そのくせ飛んだ仲好しで、一人がお蝶さんと出來てしまへば、どうなるかわかりませんが、どつちもモノにならないことがわかつて居るから、
鞘當
(
さやあ
)
てをする張合も無かつたんでせう」
銭形平次捕物控:263 死の踊り子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「いづれ面白くない事があつたとすれば、
鞘當
(
さやあ
)
て筋だらう」
銭形平次捕物控:054 麝香の匂ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鞘
漢検準1級
部首:⾰
16画
當
部首:⽥
13画
“鞘當”で始まる語句
鞘當筋