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さびやり
ふりがな文庫
“さびやり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
錆槍
92.3%
錆鎗
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錆槍
(逆引き)
合図をすると、二本の
錆槍
(
さびやり
)
が、小三郎の胸のあたりでピタリと交されました。一瞬の間、万事終るでしょう。
銭形平次捕物控:105 刑場の花嫁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
錆槍
(
さびやり
)
で人が突けぬような事では役にたゝんぞ、
仮令
(
たとえ
)
向うに一
寸幅
(
すんはゞ
)
の
鉄板
(
てついた
)
があろうとも、
此方
(
こちら
)
の腕さえ
確
(
たしか
)
ならプツリッと突き抜ける訳のものだ、錆ていようが
丸刃
(
まるは
)
であろうが
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
さびやり(錆槍)の例文をもっと
(12作品)
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錆鎗
(逆引き)
ポンと飛び降りてきた
俵
(
たわら
)
同心、力をあわせてお十夜の側面へかかる。わっと、総立ちになったのは
甲比丹
(
かぴたん
)
の三次をはじめ
荷抜屋
(
ぬきや
)
の
誰彼
(
たれかれ
)
、
脇差
(
わきざし
)
を
閃
(
ひらめ
)
かす者、戸惑う者、かけこんで
錆鎗
(
さびやり
)
を
押
(
お
)
っ取る者。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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