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さの
ふりがな文庫
“さの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
佐野
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐野
(逆引き)
仔細
(
しさい
)
あって我家にかくまうそれまでは
新吉原
(
しんよしわら
)
佐野
(
さの
)
槌屋
(
つちや
)
の抱え
喜蝶
(
きちょう
)
と名乗ったその女である。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
岡田夫婦はまた
佐野
(
さの
)
という
婿
(
むこ
)
になるべき人の性質や品行や将来の望みや、その他いろいろの条項について一々自分に話して聞かせた。最後に当人がこの縁談の成立を切望している例などを挙げた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
縫は享和二年に始めて
須磨
(
すま
)
という
女
(
むすめ
)
を生んだ。これは後文政二牛に十八歳で、
留守居
(
るすい
)
年寄
(
としより
)
佐野
(
さの
)
豊前守
(
ぶぜんのかみ
)
政親
(
まさちか
)
組
飯田四郎左衛門
(
いいだしろうざえもん
)
良清
(
よしきよ
)
に嫁し、九年に二十五歳で死んだ。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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