“新吉原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なか66.7%
しんよしわら33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おなかは隣り町の「越徳」という呉服屋の女中で、知りあったときは二十一になっていた。初めて口をきいたのは春の早朝のことで、佐八は新吉原からの帰りだった。
「この夏、新吉原の女郎の心中はよく売れたそうじゃありませんか、二人とも死んだことになってるが、女郎のほうはまだぴんぴんしているし、あの瓦版のおかげで、たいそうはやってるそうですからね」
へちまの木 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
丁度その刻限、そんな騒ぎのあろうとは露知らぬが仏、門人の柳下亭種員新吉原馴染に泊っていたのである。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
仔細あって我家にかくまうそれまでは新吉原佐野槌屋の抱え喜蝶と名乗ったその女である。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)