“さねたか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
実隆66.7%
実尭33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逍遙院実隆さねたかの享禄辛卯(八年)の抄本が即是である。後寛政年間に屋代輪池やしろりんちの校刻した本は是を底本としてゐる。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
茶の湯生花以上に流行はやったもので、三条西実隆さねたかを祖とする御家流をはじめ、志野流、建部流、米川流、蜂屋流、園流、里見流などの諸流派に岐れ、名木を焚いて聞く閑寂な楽しみに
わたしは千葉の者であるが、馬琴ばきんの八犬伝でおなじみの里見の家は、義実よしざね、義なり、義みち実尭さねたか、義とよ、義たか、義ひろ、義より、義やすの九代を伝えて、十代目の忠義ただよしでほろびたのである。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)