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さけんおう
ふりがな文庫
“さけんおう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
左賢王
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左賢王
(逆引き)
ことに、
裸馬
(
らば
)
を駆る技術に至っては
遙
(
はる
)
かに陵を
凌
(
しの
)
いでいるので、李陵はただ
射
(
しゃ
)
だけを教えることにした。
左賢王
(
さけんおう
)
は、熱心な弟子となった。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
堅城
壺関
(
こかん
)
も、その夜ついに陥落し、高幹は命からがら
北狄
(
ほくてき
)
の境をこえて、
胡
(
えびす
)
の
左賢王
(
さけんおう
)
を頼って行ったが、途中家来の者に刺し殺されてしまった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
翌、
太始
(
たいし
)
元年、
且鞮侯
(
そていこう
)
単于
(
ぜんう
)
が死んで、陵と親しかった
左賢王
(
さけんおう
)
が後を
嗣
(
つ
)
いだ。
狐鹿姑
(
ころくこ
)
単于というのがこれである。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
連戦十余日。漢軍はついに退くのやむなきに至った。
李陵
(
りりょう
)
に師事する若き
左賢王
(
さけんおう
)
は、別に一隊を率いて東方に向かい
因杅
(
いんう
)
将軍を迎えてさんざんにこれを破った。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
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