“ごしんねん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御軫念50.0%
御宸念33.3%
御信念16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いま養父勝家と筑前守との間さえ和せば、織田遺臣もまるおさまってゆき、ふたたび天下に大乱を見ることもあるまい。かみ御軫念ごしんねんを安んじ奉り、下万民のためだ。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
御宸念ごしんねんのほど、ご無理はございませぬ、が、もし正成にみゆるしを給わるなら、正成自身、即刻、筑紫へ下向いたし、尊氏に会うて、きっと古今のへいを論じ、また、おろかなる戦乱のはかなさを説き
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ねふか(根深)ければかれず、いづみ(泉)たまあれば水たえずとまをすやうに、御信念ごしんねんのねのふかくいさぎよきたまの、心のうちにわたらせ給歟、たうとし、たうとし。恐々。