“ごしんせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御親切54.5%
御深切36.4%
寤寝切9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折角せっかく御親切ごしんせつでおますが、いったんおかえししょうと、ってさんじましたこのおび、また拝借はいしゃくさせていただくとしましても、今夜こんやはおかえもうします
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
「有難う、——清作さん、この御深切ごしんせつは、死んでも、死んでも忘れません」
天保の飛行術 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
十分間と口から離したことのない煙草とお別れするのだもの、定めて寤寝切ごしんせつなる思いをしなければなるまいと思っていたが、不思議だ、煙草のたの字も出て来ない。
獄中消息 (新字新仮名) / 大杉栄(著)