“ごしき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ゴシキ
語句割合
五色97.8%
五彩2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは雲の上までそびえ立った高い山のいただきで、はるか向こうの方に五色ごしきの雲がたなびいて、その中からまんまるい太陽がぎらぎら出てくる所です。
夢の卵 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
五色ごしきばかりではなくの葉の黄ばんだのも面白く、又しみだらけになったのも面白い、これは唯其の人の好みによって色々になるのでございます。
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
今からざっと百年前、二十歳はたちから三十代のフランツ・リストの磁石的じしゃくてき魅力は、全欧州至るところに五彩ごしき颶風ぐふうき起さずにはおかなかった。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)