“ごうかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
強姦68.8%
合巻25.0%
合歓6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君江は事実を知らせると、大勢見舞いに来るのがうるさいのみならず、強姦ごうかんうわさが立たないとも限らないと思って、カッフェーへはただ風邪かぜをひいたことにして置いたのである。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「さかつかえるどころじゃない。今年は読本よみほんを大分引き受けたので、とても合巻ごうかんの方へは手が出せそうもない。」
戯作三昧 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
蕃社は北の方の合歓ごうかん山から延びた稜線と、南の方水社大山から東北に延びた稜線とが相合うところに、ひとりでに出来あがった高台の上に在る。高さは海抜四千二十九尺。
霧の蕃社 (新字新仮名) / 中村地平(著)