“ごうかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
豪快80.0%
豪懐20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豪快ごうかいぶって、至極、らいらく恬淡てんたんとみせながら、内には、女性以上の、こまかい嫉妬や術策や排他根性などを蔵している——武門の男どもの、そうした白眼と猜疑さいぎには、身分、生い立ちこそちがうが
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「ははは」と東亜局長は豪快ごうかいに笑った。
鉄の規律 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
びょうたる一山僧の身をもって、燕王えんおうを勧めて簒奪さんだつあえてせしめ、定策決機ていさくけっき、皆みずから当り、しん天命を知る、なんぞ民意を問わん、というの豪懐ごうかいもって、天下を鼓動し簸盪ひとう
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)