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これあるまじく
ふりがな文庫
“これあるまじく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
有之間敷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有之間敷
(逆引き)
かくのごとく
勢
(
いきおい
)
強き恐ろしき歌はまたと
有之間敷
(
これあるまじく
)
、八大竜王を
叱咤
(
しった
)
するところ竜王も
懾伏
(
しょうふく
)
致すべき勢
相
(
あい
)
現れ
申
(
もうし
)
候。
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
其節御前様の
御腹立
(
おんはらだち
)
一層強く、私をば
一打
(
ひとうち
)
に御手に懸け
被下候
(
くだされさふら
)
はば、なまじひに今の
苦艱
(
くげん
)
は
有之間敷
(
これあるまじく
)
、又さも無く候はば、いつそ御前様の
手籠
(
てごめ
)
にいづれの山奥へも御連れ
被下候
(
くだされさふら
)
はば
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
かくの如く勢強き恐ろしき歌はまたと
有之間敷
(
これあるまじく
)
、八大竜王を
叱咜
(
しった
)
する処、竜王も
懾伏
(
しょうふく
)
致すべき
勢
(
いきおい
)
相現れ申候。
歌よみに与ふる書
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
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