トップ
>
こはる
ふりがな文庫
“こはる”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小春
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小春
(逆引き)
近松
(
ちかまつ
)
の書きました女性の中でお
種
(
たね
)
にお
才
(
さい
)
、
小春
(
こはる
)
とお
三
(
さん
)
などは女が読んでも
頷
(
うなず
)
かれますが、貞女とか忠義に凝った女などは人形のように思われます。
産屋物語
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
「
吃驚
(
びっくり
)
しただろ、あの、
別嬪
(
べっぴん
)
に。……それだよ、それが
小春
(
こはる
)
さんだ。この土地の
芸妓
(
げいしゃ
)
でね、それだで、雑貨店の若旦那を、治兵衛坊主と言うだてば。」
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
伊予国
(
いよのくに
)
の銅山は諸国の悪者の集まる所だと聞いて、一行は銅山を二日捜した。それから西条に二日、
小春
(
こはる
)
、
今治
(
いまばり
)
に二日いて、松山から道後の温泉に出た。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
こはる(小春)の例文をもっと
(25作品)
見る
“こはる”の意味
《名詞》
こはる【小春】
(陰暦の)十月。初冬の穏やかで暖かい春に似た日和が続く頃。小六月。冬の季語。
(出典:Wiktionary)