“こなら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小楢66.7%
小奈良33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下毛野しもつけぬみかものやま小楢こなら目細まぐはろはたむ 〔巻十四・三四二四〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
小楢こなら、クサボケ(シドミ)、ツリガネ草、スズメノヤリ、フデリンドウ、ニオイツボスミレ、ツボミスミレ、カガリビ草(クチナシ草)、タチフウロ、ミツバチグリ、キジムシロ、ウド、オミナエシ
「おい、小奈良こなら小大仏こだいぶつ」とのどまで出たが、朋輩ほうばいの者でもない人にと思って、ぐッと呑みこんでしまった。それから、さしさわりのないと思えた言葉がべらべらと飛びだした。
猫八 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)