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こきゃく
ふりがな文庫
“こきゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
沽却
60.0%
顧客
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沽却
(逆引き)
西園寺家でこの荘園を
沽却
(
こきゃく
)
しようとするから、その三分一の権利を三条西家に保留してあることを奉書の中に記入してもらいたいと、幕府へ申し入れた記事がある。
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
中にも『園太暦』のごときは、中院入道内府がかつて百二十三巻十四帙を千疋で買得して所持し来ったところ、同入道の歿後中院窮困したので、やむを得ず内幾冊かを
沽却
(
こきゃく
)
しようとした。
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
こきゃく(沽却)の例文をもっと
(3作品)
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顧客
(逆引き)
もちろんここを中心とする三万の将士を
顧客
(
こきゃく
)
として始まったものであろうが、その人間を目標にまた人間が集まって複数的な繁昌を呈しているのであった。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それで充分の
顧客
(
こきゃく
)
があった。公正証書も
担保
(
たんぽ
)
物も不要だった。相手の公表を
憚
(
はばか
)
る弱点を唯一の武器として、しかし、月五分以上の利息はむさぼらなかった。彼の資産は見る見るふえて行った。
月と手袋
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
こきゃく(顧客)の例文をもっと
(2作品)
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