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こうしゃくふじん
ふりがな文庫
“こうしゃくふじん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
公爵夫人
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公爵夫人
(逆引き)
きっかり八時に、わたしはフロックコートを一着におよび、頭の
髪
(
かみ
)
を小高く
盛
(
も
)
り上げて、
公爵夫人
(
こうしゃくふじん
)
の
住家
(
すみか
)
なる
傍屋
(
はなれ
)
へ入って行った。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
その手紙は、いかにも無学らしい文章に加えるに
汚
(
きた
)
ならしい
筆跡
(
ひっせき
)
をもって書いてあって、要するに
公爵夫人
(
こうしゃくふじん
)
がわたしの母に
庇護
(
ひご
)
してもらいたい
旨
(
むね
)
を願い出たものだった。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
彼女
(
かのじょ
)
は
公爵夫人
(
こうしゃくふじん
)
と
一緒
(
いっしょ
)
に
辻馬車
(
つじばしゃ
)
に乗って、どこかへ出かけるところであった。そのかわりわたしは、ルーシンに会った。もっとも
彼
(
かれ
)
は、ろくろくわたしに
挨拶
(
あいさつ
)
もしなかったが。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
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