トップ
>
こうがいちょう
ふりがな文庫
“こうがいちょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
笄町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笄町
(逆引き)
ある日も私は次郎と連れだって、
麻布
(
あざぶ
)
笄町
(
こうがいちょう
)
から
高樹町
(
たかぎちょう
)
あたりをさんざんさがし回ったあげく、住み
心地
(
ごこち
)
のよさそうな借家も見当たらずじまいに、むなしく
植木坂
(
うえきざか
)
のほうへ帰って行った。
嵐
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
今のお若い方々からお
叱言
(
こごと
)
が出るといけませんから、ちょっとおことわり申して置きますが、長谷寺は有名なお寺で、今日ではその所在地が麻布区
笄町
(
こうがいちょう
)
百番地ということになっていますが
半七捕物帳:65 夜叉神堂
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
今
(
いま
)
笄町
(
こうがいちょう
)
の
方
(
かた
)
に過ぎし車の音かすかになりて消えたるあとは、
寂
(
しず
)
けさひとしお増さり、ただはるかに響く
都城
(
みやこ
)
のどよみの、この
寂寞
(
せきばく
)
に和して、かの
現
(
うつつ
)
とこの夢と相共に人生の哀歌を奏するのみ。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
こうがいちょう(笄町)の例文をもっと
(9作品)
見る
検索の候補
かうがいちやう