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げんしゅく
ふりがな文庫
“げんしゅく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ゲンシュク
語句
割合
厳粛
98.1%
玄叔
1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
厳粛
(逆引き)
戦
(
いくさ
)
があっても貧相でなく、
新鋳
(
しんちゅう
)
の
小判
(
こばん
)
がザラザラ町にあらわれ、はでで、
厳粛
(
げんしゅく
)
で、陽気で、活動する
人気
(
にんき
)
は秀吉の
気質
(
きしつ
)
どおりだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その頸から上が、
厳粛
(
げんしゅく
)
と緊張の極度に安んじて、いつまで経っても変る
恐
(
おそれ
)
を有せざるごとくに人を
魅
(
み
)
した。そうして頭には一本の毛もなかった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
げんしゅく(厳粛)の例文をもっと
(50作品+)
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玄叔
(逆引き)
「時刻がだいぶ過ぎたようですが」と甲斐はその場の気分を変えるように云った、「よろしければ長沼
玄叔
(
げんしゅく
)
の件に移りましょうか」
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「わからぬ、が、すでに万治の例がある、彼と渡辺七兵衛とは、機会さえあれば役に立つだろう、長沼
玄叔
(
げんしゅく
)
の件は申し渡したな」
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「今日は長沼
玄叔
(
げんしゅく
)
という者に死罪の処置がきまった、舎人は知らないだろうが、玄叔はその父の罪によって、追放となったにもかかわらず、親族のはからいで城下へ戻り、江戸邸の中に寄宿していたことがわかったのだ」
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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