“げばな”の漢字の書き方と例文
語句割合
夏花100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寺方てらかたでは夏花げばなは盆のかかりまで、一夏中を通して立てておくというに反して、多くの民家では八日を過ぎれば卸して川へ流し、または乾かし貯えて雷鳴の日にいたり
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
或時あるときは谷深く折る夏花げばなかな
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
後水尾院年中行事四月十六日の条に「きょうより黒戸くろどにて夏花げばなを摘ませらるる云々」とあって、伊勢と内侍所ないしどころへは三ようずつ、他の大社は二ようずつ、諸仏七葉、御先祖七葉などと記されているが
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)