“げっきん”の漢字の書き方と例文
語句割合
月琴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真白に塗った法界屋ほうかいやの家族五六人、茶袋を手土産に、片山夫人と頻に挨拶に及んで居る。やがて月琴げっきんを弾いてさかんおどった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
今考えると、月琴げっきんをかかえたり、眉毛まゆげをたてたりしたのは、時代の風潮ばかりではなく、このおばさんの、近代生活モダンライフにグッとしたのかもしれない。
よく、たびから、やってくる芸人げいにんが、月琴げっきんや、バイオリンや、しゃく八などをらして、むらにはいってくることがありました。
愛は不思議なもの (新字新仮名) / 小川未明(著)