“けんもつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ケンモツ
語句割合
監物82.6%
献物17.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鯉淵要人こいぶちかなめ、岡部三十郎、斎藤監物けんもつ、佐野竹之助、蓮田はすだ市五郎、稲田重蔵、増子金八、大関和七郎、広岡子之次郎ねのじろう、遊佐銀二郎、山口辰之介たつのすけ
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
二年まえに藩主の監物けんもつ忠善が死し、右衛門大夫忠春が家督した。主計は故主の庇護ひごうしない、用人の職を解かれた。
晩秋 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「……や、ここへもまぎれ入りましたか。昨夜、小盗人が二、三下屋しもや献物けんもつを狙いに這い込みましたゆえ、これは、そやつの物でございましょう。ご安心ください。ほかに別条はございませぬ」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
老公もその献物けんもつにたいして、かならず心もち頭を下げ
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)