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けんぶつせき
ふりがな文庫
“けんぶつせき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
見物席
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見物席
(逆引き)
わたしはどんなにこの見物を
興奮
(
こうふん
)
させ、かれらを
有頂天
(
うちょうてん
)
にさせようと
願
(
ねが
)
っていたことだろう……けれども
見物席
(
けんぶつせき
)
はがらがらだったし、その少ない見物すら
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
つづいて大
象
(
ぞう
)
のファットマンが、のそりのそりとまかり出ました。
見物席
(
けんぶつせき
)
からはあらしのような
拍手
(
はくしゅ
)
が起こりました。三人は一列に
並
(
なら
)
んで見物席へあいさつをしました。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
見物席
(
けんぶつせき
)
の三分の一がふさがっただけでしたけれど、馬の曲乗り、自転車の曲乗り、竹
渡
(
わた
)
り、
綱渡
(
つなわた
)
り、空中
飛行
(
ひこう
)
、
象
(
ぞう
)
の
曲芸
(
きょくげい
)
、
猛獣使
(
もうじゅうつか
)
いの
芸当
(
げいとう
)
、少女たちのダンスと、
演芸
(
えんげい
)
はそれからそれへ
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
新吉は、ファットマンの背中の上で、きえちゃんがいつもするようにもう一度
見物席
(
けんぶつせき
)
へあいさつをし、それから、わか姉さんの
肩
(
かた
)
の上に立っている
竹竿
(
たけざお
)
をするするとのぼって行きました。
曲馬団の「トッテンカン」
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
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