“けいすゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
渓水66.7%
京水33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秦亀しんきは山中にるものなり、ゆゑによんで山亀といふ。春夏は渓水けいすゐに遊び秋冬は山にかくる、きはめて長寿する亀は是なりとぞ。又筮亀ぜいきと一名するは周易しうえきに亀をやきて占ひしも此亀なりとぞ。
秦亀しんきは山中にるものなり、ゆゑによんで山亀といふ。春夏は渓水けいすゐに遊び秋冬は山にかくる、きはめて長寿する亀は是なりとぞ。又筮亀ぜいきと一名するは周易しうえきに亀をやきて占ひしも此亀なりとぞ。
此年天保七年十一月十四日に池田京水けいすゐが歿した。柏軒が京水の家に就いて痘科とうくわを聴いたことは、かみに記したるが如くである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「此日。痘科鍵之会。京先生看観世一代能。不在家。」京先生は池田京水けいすゐで、其家に痘科鍵とうくわけんを講ずる会があつたと見える。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)