“くんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
訓戒51.7%
訓誡34.5%
訓誨13.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次の時代に生れて来る若いものゝ身のうへきはめて無頓着むとんちやく訓戒くんかい批評する事のできる便利な性質を持つてゐるものだ
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
彼が訓誡くんかい到れり、尽せり。しこうして彼はなおあきたらずして、左の書をその叔父玉木に与え、以て家族婦人の教養を托せり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
天然に胚胎はいたいし、物理を格致かくちし、人道を訓誨くんかいし、身世しんせい営求えいきゅうするの業にして、真実無妄、細大備具せざるは無く、人として学ばざるべからざるの要務なれば、これを天真の学というて可ならんか。
慶応義塾の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)