“くるみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:クルミ
語句割合
胡桃97.6%
胡果0.8%
胡栗0.8%
胡桃樹0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
胡桃くるみうちひそんで、われを尽大千世界じんだいせんせかいの王とも思わんとはハムレットの述懐と記憶する。
一夜 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
ひろげた紙の上に、大きなかたまりになっている砂糖を出して、胡桃くるみ割で、それをコップに入れるぐらいの大きさに割った。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
お萩の死体を取込んで、ザッと飾った部屋へ、八五郎は通されました。頭を胡果くるみからのように叩き潰されたお萩の死体は、物馴れた八五郎の眼にも凄惨せいさんで、二度と調べて見る気も起させません。
胡栗くるみを石で割って喰べる事。
猿小僧 (新字新仮名) / 夢野久作萠円山人(著)
しかもそういう仕事は、彼がヴァイオリンを持って(彼はヴァイオリンを弾くのである)自分の部屋を歩き廻りながら、下の庭の老いた胡桃樹くるみの枝かげにゆらゆらと立ち昇っている、その噴水のささやきのなかへ、かなで得る限り柔らかく奏でた調べを響き込ませる時と、ほぼ似たような満悦を彼に与えるのであった……