“くらおきうま”の漢字の書き方と例文
語句割合
鞍置馬100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次は上官二十六人、中官八十四人、下官百五十四人、総人数二百六十九人であった。道中の駅々では鞍置馬くらおきうま百五十ぴき小荷駄馬こにだうま二百余疋、人足三百余人をぎ立てた。
佐橋甚五郎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
商人の仲間入を致しては何うもわし古主こしゅへ帰参の妨げになりまする、今にもお召返しになれば鞍置馬くらおきうままたがり、槍を立って歩く身のうえ、しかるに食い方に困って十夜や祭の縁日なぞに出て
餞別はなむけを実は頂戴に出ましたので、その餞別はなむけは申すも恐入りますが、たれも居りませんから申しますが、わたくしは運がければ殿様のお側に居りまして、へ養子に参りましても鞍置馬くらおきうままたが