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くまがし
ふりがな文庫
“くまがし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
熊檮
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熊檮
(逆引き)
武士の中に
巨勢
(
こせ
)
の
熊檮
(
くまがし
)
なる者、
一九七
胆
(
きも
)
ふとき男にて、人々我が
後
(
あと
)
に
従
(
つ
)
きて来れとて、
一九八
板敷
(
いたじき
)
をあららかに踏みて進みゆく。
塵
(
ちり
)
は一寸ばかり積りたり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
武士のなかに
巨勢
(
こせ
)
の
熊檮
(
くまがし
)
という大胆な男がいたが、「御一同、私のあとについておいでなされ」というと、板の
間
(
ま
)
をあらあらしく踏みならして、先に進んで行った。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
熊檮
(
くまがし
)
、女にむかひて、国の
守
(
かみ
)
の召しつるぞ、急ぎまゐれといへど、
答
(
こたへ
)
もせであるを、近く進みて
捕
(
とら
)
ふとせしに、
忽
(
たちま
)
ち地も裂くるばかりの
二〇一
霹靂
(
はたたがみ
)
鳴響
(
なりひび
)
くに、
許多
(
あまた
)
の人
逃
(
に
)
ぐる
間
(
ひま
)
もなくてそこに倒る。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
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