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くばう
ふりがな文庫
“くばう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
公方
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公方
(逆引き)
そのうちに公儀から召出されて
公方
(
くばう
)
樣の糸脈を引くんだなんて
大法螺
(
おほぼら
)
を吹いてゐるところをみると、あんまり信用のできる醫者ぢやありませんね。
銭形平次捕物控:152 棟梁の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
背くも同然の事なりと
云
(
い
)
ふにぞ山内も
上意
(
じやうい
)
とあれば
輕
(
かる
)
からざる儀なり先づ一應伺ひの上
返答
(
へんたふ
)
致すべし暫く
控
(
ひか
)
へられよとて
奧
(
おく
)
へ入り
良
(
やゝ
)
ありて再び出で來り次右衞門に
向
(
むか
)
ひ町奉行大岡越前守より申上の趣き伺ひし處大岡の申す條なれども
公方
(
くばう
)
樣の上意とあれば
如何
(
いか
)
にも其の
刻限
(
こくげん
)
に御出あるべしとの上意なり明日は山内にも御供を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「嫌になるぜ、親分。朝顏なんざ、
盥
(
たらひ
)
ほどに咲かせたつて、
公方
(
くばう
)
樣から褒美が出るわけでもなんでもねエ。それより兩國から代地へかけては錢形の親分の繩張り内ですぜ」
銭形平次捕物控:125 青い帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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