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くちお
ふりがな文庫
“くちお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
口惜
97.1%
口措
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口惜
(逆引き)
それを思いますと、あらためてまた桃花坊のあの
口惜
(
くちお
)
しい日のことも思いいでられ、この胸はただもう張りさけるばかりでございます。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
それであッてこのありさま,
刃
(
やいば
)
の
串
(
くし
)
につんざかれ、矢玉の雨に砕かれて異域の鬼となッてしまッた
口惜
(
くちお
)
しさはどれほどだろうか。
武蔵野
(新字新仮名)
/
山田美妙
(著)
くちお(口惜)の例文をもっと
(50作品+)
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口措
(逆引き)
口措
(
くちお
)
かずにぶツくさ言いながら堤を下りて赤松の林を通抜け、舗石道について丸い石門の中へ入って行く。
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
二人は抱合いながら
口措
(
くちお
)
かずに喋言り合った。陶はどんなに俺を愛していたか、俺に嫌われていると思って、どれほど淋しい日を送っていたか、その淋しい日が、どれほど苦しかったか。
湖畔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
くちお(口措)の例文をもっと
(2作品)
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