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くずねり
ふりがな文庫
“くずねり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
葛煉
50.0%
葛練
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葛煉
(逆引き)
水で
溶
(
とい
)
て今の牛乳へ入れてよく煉ると
葛煉
(
くずねり
)
のようになります。コルンスタッチの方は葛よりも長く煮ないとかえりません。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
第十一 コルンスタッチの粥 は
玉蜀黍
(
とうもろこし
)
の粉から製するのでちょうど我邦の
葛湯
(
くずゆ
)
か
葛煉
(
くずねり
)
の通りなものです。これは先ず一合の牛乳を
沸立
(
にた
)
たせておきます。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
くずねり(葛煉)の例文をもっと
(2作品)
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葛練
(逆引き)
蔓
(
つる
)
は皮を
剥
(
む
)
いて水に浸すと、粘りのある汁が出て、髪を
梳
(
くしけず
)
るのに用いられるというので美男葛の名があるのでした。一に
葛練
(
くずねり
)
などともいいました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
よし來たとばかりに
奪
(
と
)
りにいつたのが大女、昔から女でも總身に智惠がまはらなかつたと見えて、小女女史が豫備に熊の
葛練
(
くずねり
)
の鞭を二十段も隱し持つのを知らなかつた。
春宵戯語
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
くずねり(葛練)の例文をもっと
(2作品)
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