“くすば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
久須婆33.3%
樟葉33.3%
玖須婆33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれその軍、悉に破れて逃げあらけぬ。ここにその逃ぐる軍を追ひめて、久須婆くすばわたり一一に到りし時に、みな迫めらえたしなみて、くそ出でて、はかまに懸かりき。かれ其地そこに名づけて屎褌くそはかまといふ。
したがって日出処の意で東国をアツマノクニといった本義は早く忘却され、強いてこれを解かんとて日本武尊の事をこじつけたとあった。『太平記』などに関所として著名な樟葉くすばという地あり。
かれ玖須婆くすばの河一一を逃れ渡りて、針間はりまの國一二に至りまし、その國人名は志自牟しじむが家一三に入りまして、身を隱して、馬甘うまかひ牛甘うしかひつかはえたまひき一四