“くしびき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
櫛引66.7%
櫛曵33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛行家のスミスを日本に連れて来た櫛引くしびき某が、俳優中村鴈治郎を英国へ連れ出して、一興行打たうとした事があつた。
これと全然似た言い伝えは、また三戸さんのへ郡の櫛引くしびき村にもあった。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
この魔術街マジツク・シテエの一部に新しく日本まちが出来た。永年欧米を廻つて居る櫛曵くしびきと云ふ日本人の興行師が経営してるさうだ。春日かすが風の朱塗門をはひると、日本画に漢詩や狂歌のさんのある万灯まんどうが客を中央の池へ導く。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)